診療・各部門
輸血療法が安全に行われるよう、臨床検査技師が24時間体制で対応しています。輸血管理システムを用い、患者情報の管理、輸血用血液製剤・自己血の管理及び入出庫等を行います。また検査業務としては血液型検査・不規則抗体検査・患者血液と輸血用血液製剤の適合性を調べる交差適合試験を行っています。
赤血球製剤保冷庫
輸血に必要な赤血球液を4℃±1℃で安定的に保管するための自動温度記録計付き専用保冷庫です。
※血液保存は、薬事法の規定に基づく「生物学的製剤基準」によって、その保存温度は2℃~6℃と厳密に定められています。
新鮮凍結血漿冷凍庫
新鮮凍結血漿をマイナス20℃以下で長期間、保管するための自動温度記録計付き専用冷凍庫です。
自己血保管保冷庫
手術使用を目的とし採り貯めた患者本人の血液を保管する自動温度記録計付き専用保冷庫です。(管理は赤血球製剤保冷庫と同条件)
血小板保存システム
血小板機能を保つ条件20℃~24℃かつ振とう保管できる自動温度記録計付き専用保管庫です。
凍結バッグ自動解凍機
マイナス20℃以下で保管された新鮮凍結血漿を30℃~37℃の温度範囲内で安定的に融解し、使用できる状態にする機器です。
自動血球洗浄遠心機
輸血をする血液の適合性を判定するのに使用する機器です。血液型検査等の判定にも用います。