診療・各部門
塗抹・培養・薬剤感受性検査
喀痰、尿、便などの検体を使い、スライドガラスに塗り、特殊な染色液で染めて病原菌が存在するかを顕微鏡で観察するのが塗抹検査です。
また、培養検査では目的に合った培地に検体を接種して培養し病原菌を見つけ、薬剤感受性検査によりどんな抗菌薬が有効かを検査します。抗菌薬の種類はたくさんありますが、対象の病原菌に有効な抗菌薬を使わないと病原菌をやっつけることができません。
培養検査では菌が生えるのに時間がかかるため、結果報告までに2日~1週間、長い場合は1か月程度の時間を要することがあります。
これらの検査をすることにより薬剤耐性菌を見つけ、院内感染防止にも役立てています。
抗原検査
検体の中に病原菌やウイルスがいるかを調べる検査で、インフルエンザウイルスや新型コロナウイルス等の検査があります。一般的にキットを使用します。
核酸増幅検査
新型コロナウイルスやノロウイルス、MRSAなどの遺伝子を検査します。
当院では4種類の機器を使い分けています。