診療・各部門
臨床工学室では、大きく循環器、人工透析、機器管理に分かれており特化ではなく状況に応じてオールマイティにこなしています。
臨床工学技士は、医師、看護師、コメディカルと共に協力して行なっております。
ME機器は治療や検査に必要な為、ベストの状態で機器が使用出来るように心掛けています。
循環器
心・血管カテーテルの検査・治療に必要な生体モニタリング・血管内超音波・ペースメーカーや経皮的心肺補助法 、大動脈バルーンパンピングなどのデバイスの準備、機器操作を行い治療のサポートを行っています。
人工透析
当院透析監視装置(コンソール)多人数用14台、個人用3台、病棟透析用2台、全19の透析装置あり、オンライン血液透析濾過が15台可能です。
主に準備、点検、整備、組み立て、穿刺、記録、返血作業などを他職種と協力し合いながら業務を行なっております。
持続的血液濾過透析、エンドトキシン吸着、血液吸着、血漿交換、腹水濾過濃縮なども行なっています。
透析装置や透析液供給装置、水処理装置は定期点検及び部品交換にて、安定した治療と透析液の水質管理を維持しています。
ME機器保守管理業務
輸液・シリンジポンプ、人工呼吸器などの医療機器の貸し出しや、医療機器の点検、整備、修理などの保守業務を行っています。
人工呼吸器使用時はラウンドを行いトラブルなく作動していることを確認しています。
故障や異常などの問題が発生した場合は機器を交換・回収し、点検や修理を行なっています。使用時に問題が起きないように点検・管理しています。
さらに、病院内の医療機器の使用者に対して、正しく使用する為に指導や注意喚起をしインシデントやアクシデントが起きないよう、適切かつ確実な安全管理体制を支援しています。