眼科

診療・各部門

眼科からのお知らせ

眼科外来は予約制となっています。
初診、再診とも、紹介状の有無にかかわらず、当院予約係へお問い合わせのうえ、ご予約をお取りいただき、受診をお願いいたします。(予約電話番号 03-3443-9195 月曜日~金曜日9時00分~17時00分)
当日急に具合が悪くなった患者様については、午前8時30分から11時00分の間お受けいたしますので、①番窓口でお手続きお願いいたします。
ただし、予約患者様が優先となりますので、ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。

対象疾患

白内障、緑内障、糖尿病性網膜症、網膜静脈閉塞症、加齢黄斑変性、ぶどう膜炎、眼科一般

主たる診療内容と特色

常勤医師2名体制で診療を行っており、午前中は外来診療、午後は手術や予約検査を行っております。

目は小さな臓器ですが、我々は外からの情報の8割を視覚、つまり見ることを通して得ています。高齢化に伴い、眼の病気を発生している人は増加しています。当科では白内障、緑内障、糖尿病性網膜症、加齢黄斑変性、ぶどう膜炎など、幅広い疾患の診断と治療を行っています。

白内障

白内障手術は片眼の場合は日帰り入院もしくは1泊2日、両眼の場合は4泊5日で行っております。単焦点眼内レンズ、乱視用トーリック眼内レンズを使用しています。選定療養にあたる多焦点眼内レンズは取り扱っていません。全身疾患をお持ちの方も、他の診療科と連携し、安全な手術を心掛けています。白内障手術希望の方専用の紹介予約枠を午後に設けております。紹介状をお持ちの方はどうぞご利用ください。

緑内障

緑内障は様々な原因で視神経が障害され、視野狭窄や視野欠損を起こす病気です。自覚症状がないことも多く、気づかないままに進行している場合もあり、早期発見と治療が大切です。当院では眼圧を下げるための点眼薬による薬物治療や閉塞隅角緑内障に対するレーザー虹彩切開術などを行っています。

網膜疾患 (糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、網膜裂孔など)

糖尿病のある方は視力低下などの自覚症状がなくても糖尿病網膜症を発症している可能性があります。また、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病は、網膜静脈閉塞症などの病気を引き起こします。当院では内科と連携して治療にあたっています。網膜疾患には眼底検査、光干渉断層計(OCT)、光干渉断層血管撮影(OCTA)、蛍光眼底造影検査、網膜光凝固術(レーザー治療)、抗VEGF療法を行っています。従来型レーザーに比べ、痛みのないパターンレーザー装置を導入しています。網膜裂孔に対しては網膜光凝固術(レーザー)を行なっています。

当科で対応できない特殊疾患や網膜剥離などの緊急疾患は近隣大学病院をご紹介させていただきます。

眼科手術件数(年度)

手術名202320222021
水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)276273187
翼状片手術(弁の移植を要するもの) 1 1 0
結膜腫瘍摘出術 521
緑内障手術(流出路再建術) 001
虹彩光凝固術  211621
網膜光凝固術526338
後発白内障手術 234236
その他手術 111322
総計389410306
硝子体内注射(抗VEGF療法)14712292

スタッフプロフィール

1996年 東京大学卒

■ 専門領域
網膜・黄斑疾患、眼科一般,白内障手術

■ 資格
医学博士
日本眼科学会専門医
身体障害者福祉法第15条指定医
視覚障害者用補装具判定医師
難病指定医
PDT認定医


東京女子医科大学卒

■ 専門領域
眼科一般


眼科

眼科を受診する方へのお願い:散瞳検査について

目の奥をより詳しく調べるために、散瞳眼底検査をすることがあります。散瞳眼底検査とは、瞳を開く目薬をさし、30分以上たって瞳が大きく開いてから、眼底の診察や検査を行うことを言います。前眼部を診察してから、瞳を開く目薬(散瞳薬)を使うかを判断します。そのため、眼科で散瞳眼底検査を行う場合、診察に時間がかかります。
散瞳眼底検査は、白内障や飛蚊症の方、糖尿病や高血圧などの内科疾患のある方に多く実施します。
散瞳検査を行なった後は、4~5時間の間、読書や車の運転などが出来なくなりますので、眼科を受診される際には、公共交通機関のご利用をお願いします。