血管造影検査

診療・各部門

血管カテーテル検査とは、足の付け根や手首の血管などからX線透視下でカテーテル(2〜3mm程の細い管)を挿入して、その管から造影剤という薬剤を注入して血管の走行や形態などをリアルタイムに撮影する検査です。得られた画像を処理することで血管や腫瘍などを描出することができ、病気の診断や評価に有用です。その画像を利用して治療まで行います。適応される部位は、頭頚部、心臓、腹部、四肢血管などほぼ全身の血管となります。

当院では、PHILIPS 社製 Allura Xper FD10装置1台が稼働しています。循環器内科と脳神経外科で併用して様々な診断や治療を行っています。循環器内科は、不安定狭心症や急性心筋梗塞のPCI治療(冠動脈形成術)や洞不全症候群などのペースメーカー移植術などの不整脈治療、末梢動脈疾患のEVT治療(血管内治療)などを行っています。脳神経外科は、くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤のコイル塞栓術や超急性期脳梗塞の脳血栓回収術、脳梗塞の原因となる頚動脈狭窄の頚動脈ステント留置術などのIVR治療(画像下治療)を行っています。

放射線技師は、医師、看護師、臨床工学技士など多種多様な医療スタッフと連携してチーム医療を担っています。

経皮的冠動脈形成術(PCI)

末梢血管形成術(EVT)

肝動脈化学塞栓術(TACE)

血管造影操作室

血管造影検査室

Allura Xper FD10装置

一般撮影検査

マンモグラフィ

X線透視検査

骨密度検査

CT検査

MRI検査

核医学検査

血管造影検査