CT検査

当健診センターのCT装置のご紹介

当健診センターでは、Aquilion Prime(キャノンメディカルシステムズ社製)を導入しています。80列の検出機を持ったマルチスライスCT装置で、短時間の撮影を可能としています。また、0.5mmスライスの細かいデータ収集に加え、最新技術(Pure Vision Detector AIDR3D)により高画質な画像を従来の半分程度の線量の被ばくで得ることが可能になりました。

 CT検査胸部の断層撮影をCTにて行います。胸部レントゲンでは発見が難しい小さな肺がんの検出が可能です。また、肺気腫などがん以外の肺の疾患についても調べることができます。せきや痰の多い方、喫煙者の方、以前に胸のレントゲンで影があるといわれた方などにお勧めします。

CT検査CT検査で腹部の断層写真を撮影し、肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・脾臓などの臓器の異常を調べます。腹部超音波検査と併用することで、病変をより検出しやすくなります。また、腫瘍マーカーと組み合わせると肝臓がん・膵臓がん等の診断に一層効果的です。

CT検査腹囲は内臓脂肪に比例して増減することが知られていますが、腹囲が大きくても内臓脂肪が少ない方や、反対に腹囲がそれほど大きくなくても内臓脂肪が付きやすい方もいます。CTで皮下脂肪・内臓脂肪の量を評価することで、メタボリック・シンドロームをより正確に把握することができます。