1. セカンドオピニオンについて
セカンドオピニオンは患者さんの権利です
当院では、「他の病院・他の医師に意見を求める権利(セカンドオピニオン)」を患者さんの権利として保証しております。 セカンドオピニオンとは、現在の自分の病状や治療方針について他の医師の意見を求めることをいいます。患者さんが当院以外の医師の意見を求められる際には、当院での診療上のデータをご提供いたします。逆に、他院の患者さんが当院の医師にセカンドオピニオンも求める場合にも応じております。
なぜセカンドオピニオンが必要か
医師は自分が最も良いと思う方針を患者さんにお勧めします。しかし、患者さんが別の立場の医師からも意見を聞けば、治療法について具体的な比較ができ、より適した治療法を患者さん自身で選択することができます。十分な説明と同意(インフォームドコンセント)に加え、よりよい治療法を患者さん自身が選択できるようにすることがセカンドオピニオンの目的です。
セカンドオピニオンを受けるには
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他院、他医に意見を求めたい方
- 現在おかかりの当院の担当医へ直接お申し出下さい(病状によってはご希望に添えないことがありますので、予めご了承下さい)。なお、セカンドオピニオンに必要な資料の作成には、若干お時間を頂く場合がございます。また、レントゲンフィルムコピーや病理標本作成等に係る料金が別途発生いたしますので、予めご了承願います。
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当院でセカンドオピニオンの提供を受けたい方
- 「医療連携 患者支援センター」へお電話でお問い合わせください。 電話:03-3443-9576(直通)
2. セカンドオピニオン外来について
目的
セカンドオピニオン外来は、当院以外の医療機関を受診された患者さんが、ご自分の病気や診断・治療方法について、患者さんの主治医からの情報をもとに、当院の専門医が診断内容・治療法などに関して意見や判断を提供し、より理解を深めていただき、今後の治療の参考にしていただくことを目的としております。
したがって、セカンドオピニオン外来では、治療行為や検査などは行いません。また、患者さんの主治医からの紹介状(診療情報提供書)へのお返事として、ご相談内容をご報告させていただきます。
対象となる方
患者さんご本人およびそのご家族が対象です。ご家族のみの場合は、患者さんの同意書ならびに続柄を確認できる書類をお持ち願います。
お受けできない場合
- 患者さんの主治医に対する苦情や、医療過誤・医療訴訟に関するご相談
- 転医希望などに関するご相談
- 死亡した患者さんのご相談
- 紹介状(診療情報提供書)や資料をお持ちいただけない場合
- ご相談内容に対応できる専門医が当院にいない場合
ご相談の流れ
※申込書の相談内容は、なるべく具体的にご記入願います。 患者さんの主治医からの紹介状(診療情報提供書) ※患者さんの主治医に紹介状・資料等をご依頼いただき、それらが揃う日をご確認ください。 フィルム、検査データなどの結果資料