現在の医療は複雑化しているため、1つの専門領域あるいは1つの職種だけで医療を行う事には限界があります。高齢化社会がその傾向に拍車をかけています。高齢者は、様々な病気を同時に持っていることが多いためです。
そこで、当院では、多職種・多領域の専門医によるチーム医療を推進しています。
またすべての専門診療領域にまたがる診察化横断的な診療支援を推進しています。感染症はすべての内科領域のみならず外科領域でも常に問題となります。したがって、この感染症にいち早く適切な治療を行うことは、どの領域でも患者さんの治療を滞りなく行っていくうえでは必須です。
高村栄養管理室長を中心に、当院は他の病院に先駆けて早期よりこの取り組みを重ねています。医師・NST看護師、薬剤師、検査技師多職種がチームを組んで、患者の栄養管理状態のために学習、症例検討、アセスメントシステムの構築等を行っています。嚥下サポートチーム、口腔ケアチームも活動し質の向上に努めています。