血液による「がん」リスク検査


がんは健康を損ない、生命に関わるだけでなく、一度発症すると治療費や休業による生活保障などに多額の費用がかかることがあります。近年はがんの診断・治療技術は急速に進歩し、早期がんであれば死亡のリスクをかなり減らすことができるようになりました。

このページでご紹介する検査はいずれも新しい検査で、少量の血液を採るだけでがんのリスクを従来よりも精密に知ることができます。
これらの検査で特定のがんのリスクがわかれば、そのがんを目的とした詳しい検査を繰り返し受け、効率よく早期発見に結び付けることが可能です。

この機会に是非お受けいただき、がん対策にお役立てください。
ご家族にがんの多い、いわゆる「がん家系」の方には、特におすすめです。

1.個別のがんについて調べる検査


Cologic(コロジック)16,200円(税込)

対象:大腸がん
「大腸がん」のスクリーニング検査は、通常は便検査ですが、便秘などで検体が採取できないなど、有効な検査が難しい場合もあります。
この検査では便ではなく、血液中の脂肪酸の一種である「GTA-446」を計測します。GTA-446は大腸がんの患者さんで明らかに低く、また、現在大腸がんを発症していなくても、この値が低い方は将来的に大腸がんになるリスクがそうでない方の25倍となることもわかっており、大腸がんになる前にリスクを評価することができます。

※画像出典:株式会社BML配布資料



2.複数のがんについて調べる検査


アミノインデックス®がんリスクスクリーニング(AICS®)27,000円(税込)

対象:
男性AICS®(5種)→
胃、肺、大腸、膵(すい)臓、前立腺
女性AICS®(6種)→
胃、肺、大腸、膵(すい)臓、子宮・卵巣※

※「子宮頚がん・子宮体がん・卵巣がん」のいずれかのがんであるリスクを評価します。

がんになると、血液中のアミノ酸濃度のバランスが変化することがわかっています。
5mlの血液を調べることで、複数のがんのリスクを評価することができます。
※アミノインデックス®、AICS®は、味の素株式会社の登録商標です。

※画像出典:臨床アミノ酸研究会ホームページ http://www.aa-pri.jp





マイクロアレイ血液検査129,600円(税込)

対象:消化器がん(胃がん、大腸がん、膵臓がん、胆道がん)
マイクロアレイとは、がんなどの異物に対する体の反応を遺伝子レベルで測定できる技術です。
体内にがん細胞が発現すると、血液中にがん細胞を攻撃するm-RNAが出現します。これを解析することにより、消化器がんの判定を行います。

※画像出典:http://www.nk-m.co.jp/antiaging/microarray.html







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