橈骨遠位端骨折

当院の橈骨遠位端骨折術後に対するリハビリプログラム(例)



時期プログラム
術後~2週●術後手関節を固定する装具(スプリント)を装着(OTが患者さん個々の手の状態にあわせて作製します)します
●術後のむくみを防止するために,手指の運動は早期からおこないます
●痛みの状態を見ながら、日常生活動作の中では手指を積極的に使うよう心がけます
術後2週~4週●装具を外し、手関節の可動域改善を目的とした運動を開始します
  
術後4週●スプリントを外して、日中の身の回りの動作や机上の作業をおこないます、外出時や夜間,重労働の際には,スプリントを装着します
●さらに、手関節の可動域改善を目的としたストレッチを含む運動を開始します
 
術後6週●日常生活動作において、スプリントは基本的に外します
ただし、重量物の運搬する場合などは、適宜装着します
●手関節や前腕に可動域制限が残っている場合は、関節ストレッチを継続します
術後8週~●手関節や前腕の筋力を強くする練習をします
術後12週~●骨癒合の状態によって,日常生活作業では制限なく使うことができます
また,筋力トレーニングやスポーツなども再開できます

*一例であり、状態により1人1人の患者さんに合わせて医師、その他スタッフと連携しながら治療をおこないます





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