痔硬化療法について
内痔核硬化療法 -注射で治す『痔』の治療-
内痔核に対して、ALTA(アルタ)療法=内痔核硬化療法はメスを使わない痔の治療法があります。肛門に局所麻酔を行い、痔に直接、注射を打って血管に炎症を起こし、痔をつぶします。痛みを感じることのない粘膜、粘膜下層に注射しますので、治療中まったく痛みを伴いません。


再発(再発率は1年で10%程度といわれています。)の可能性がありますが、繰り返して治療することができるのがこの治療法のメリットでもあります。
注射療法による治療のため、内痔核を切らずに脱出と出血を治療します。
痔核を切り取る手術と違って痔核の痛みを感じない部分に注射するため、「傷口から出血する」、「傷口が痛む」といった患者さんの身体的・精神的な負担が軽減されます。
また、社会生活への早期復帰が期待できます。
当院では手術室で専門医が安全に行い、翌日診察後退院していただいております。
局所麻酔で施行しますので、痛みもほとんどありません。
気になる費用の方ですが、手術料・入院費用込で
1割負担で、約15,000円、3割負担で、約45,000円です。
詳しく話を聞きたい方は気軽に外科外来までどうぞ