内科(腎臓)
対象疾患
- 蛋白尿、血尿
- 腎炎、ネフローゼ症候群
- 慢性腎臓病
- 急性腎障害
- 腎代替療法(血液透析、腹膜透析)
主たる診療内容と特色
腎疾患全般を対象としています。- 蛋白尿、血尿の二次検診を行っています。更なる精密検査が必要か判断します。
- 腎炎、ネフローゼ症候群が疑われる患者さんには積極的に腎生検を行っています。臨床所見に加え腎生検によって得られた病理所見から今後の治療方針を決定します。
- 慢性腎臓病の患者さんは約1300万人(成人の8人に1人)いると考えられています。初期には自覚症状がないため早期発見が重要です。慢性腎臓病が進行すると末期腎不全となり透析療法が必要になります。治療は腎機能障害の進行をなるべく抑制することが主体になります。そのため、血圧管理、貧血管理、脂質管理、栄養士による食餌指導などを行います。
- 残念ながら腎機能障害が進行した場合、透析療法が必要になります。当院では腹膜透析、血液透析のどちらにも対応いたします。腎移植をご希望の場合は他の医療機関をご紹介申し上げます。
当院での血液透析をご希望の患者さんへ
外来透析、臨時(旅行)透析をお受けできます。ベッドに限りがございますので事前にご相談ください。
血液透析:月水金 9:00~ 13:30~ 、 火木土 9:00~
平成28年度の主な実績
血液浄化総数 6,072件、血液透析 3,684件、血液濾過 38件、血液濾過透析 2,239件、CHDF 94件血漿交換 3件、PMX 4件、腹水濃縮 10件
スタッフプロフィール
医師名 | 専門領域/資格 | 一言コメント |
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業績等 |
【名誉院長】 木村 健二郎(きむら けんじろう) ![]() (1974年/東京大学卒) 所属・出身医局:東京大学第二内科 |
<専門領域> 腎臓・高血圧 <資格> 日本内科学会功労会員 認定医・指導医・総合 内科専門医 日本腎臓学会功労会員 専門医・指導医 日本高血圧学会功労会員 認定指導医 日本臨床薬理学会指導医 |
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【医師】 式田 康人(しきだ やすと) ![]() (大阪医科薬科大学卒) 所属・出身医局:昭和大学 |
<専門領域> 腎疾患、血液浄化 <資格> 日本腎臓学会腎臓内科専門医 (4月に新規で指導医取得見込) 日本透析学会透析専門医 (透析指導医新規取得見込) 日本内科学会内科認定医・総合内科専門医 臨床研修指導医 |
腎疾患、透析アクセスの領域を得意としています。 地域の皆さまに貢献できるよう、精一杯頑張ります。 |
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【医師】 杉山 元紀(すぎやま もとのり) ![]() (川崎医科大学卒) (最終学歴:昭和大学大学院卒) 所属・出身医局:昭和大学 腎臓内科 |
<専門領域> 内科、腎臓内科、血液浄化 <資格> 内科認定医、腎臓専門医 透析専門医、医学博士 |
今後は、シャント作製やVAIVTの分野に取り組みたいと思っています。 |
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【非常勤医師】 久道 三佳子(ひさみち みかこ) ![]() (聖マリアンナ医科大学卒) 最終学歴:聖マリアンナ医科大学院 所属・出身医局:聖マリアンナ医科大学 腎臓・高血圧内科 |
<専門領域> 腎臓・高血圧内科(腎臓・高血圧・透析) <資格> 日本内科学会認定内科医・指導医・総合 内科専門医 日本腎臓学会腎臓専門医・指導医 日本高血圧学会専門医・指導医 日本透析医学会専門医 |
地域の医院、病院の先生方と連携させていただきながら、安心して受けられる地域に根ざした医療を目指します。 |
出版: ・久道三佳子、河原崎宏雄. 社会復帰に向けた在宅血液透析、夜間血液透析、腹膜透析. 羊土社. レジデントノート増刊. vol22-no.8. 日常診療の質が上がる新常識. p146-153. ・久道三佳子、河原崎宏雄. かかりつけ医はCKD患者をどこまで精査した方が良いですか?特に高齢者の場合はどうしたらよいですか?羊土社. CKD診療 現場の33学問 かかりつけ医、専門医たがいのギモン解決します. p25-33. |
メッセージ
腎臓の病気は症状がないことが多いです。進行すれば、腎不全となり透析療法が必要になりますので心配な点がおありの方は、気軽にご相談ください。
