訪問看護一日体験研修に参加して

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訪問看護一日体験研修に参加して

3階西病棟  松平さん

看護協会主催の訪問看護一日体験研修に1月19日から23日までの期間に一日ずつ当院では7名の看護師が参加させていただきました。希望者が多く、看護師長の推薦で選ばれ、看護部長からは訪問看護師さんが忙しい中を病院の看護師のためにこの研修を引き受けてくださるのだから心して参加するようにとの訓示を受けて出発。7名は都内の別々の訪問看護ステーションを指定され、そこの訪問看護師さんの訪問看護に自転車で同行させていただきます。

私は、「訪問看護ステーションつくしんぼ」に研修に行きました。個々のご家族を訪問させていただいて、そのご本人、家族によって在宅での介護の状況は様々であり、ご本人、家族が主体であることを踏まえて、その人らしい生き方ができるように支援していくことが大切だと思い、それを実践している訪問看護師さんの姿はステキでした。

この研修を体験して考えたことは、在宅看護をされるご本人、家族にする看護とはなにかです。まず、自宅での家族の介護状況を把握し、介護能力に応じて創意工夫をしながら医療的なケアが在宅で不安なく継続できるように指導、援助していく。実際に家族に医療的ケアなど実施していただき、自信が持てるように家族に寄り添った支援が必要と思いました。それは入院中から行わなければならないことも多く私達の問題でもあると強く感じました。ご本人家族にあったその人らしく生きていけるケアプランを支援し、社会的資源も含め活用をしていく事も重要で、今後は、臨床の場に訪問看護研修の学びを生かして生きたいです。
(そういえば、看護部長が体験の感動を熱く病棟スタッフに語ること!!とも言ってたな・・・
よし明日から まずつぶやくところから・・)

4階東病棟 片山さん

今回、初めて訪問看護一日体験に参加させていただき、多くのことを学ぶことができました。在宅で療養されている患者さんを通して、現場でのケアを実際に経験でき、訪問看護の役割について改めて考えることができました。

現場では、1日6~7件、多いときには9件の在宅を回るとのことでした。実際のケアとして、バイタルサイン測定や褥瘡処置、リハビリエクササイズから日常生活上の指導まで、入院中から継続した看護が展開されていました。病院での生活から在宅へ戻る際、患者さんと家族の方々がより良く日常生活が送れるように、多くのスタッフの連携がとても重要であることを実感しました。

また、在宅療養の中で家族の方々の協力がとても大切であることを学びました。家族の方々は、患者さんの思いを尊重し介護をされており、様々なご苦労もあるのではないかと痛感しました。そのような中で、患者さんを始め家族の方たちが訪問看護師へ多大な信頼を寄せておられることも実感しました。

今回の貴重な体験を下に、病院と在宅看護の連携がスムーズ行え、患者さんと家族が安心した毎日が過ごせるように関わっていけたらいいなと思いました。

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